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オリヴァー。

オリヴァー・ケルン。

私がモデナのエステンセ音楽院で学んだドイツ人の世界的ピアニストです。

もともとはドイツでの講習会で出会ったのですが、偶然に偶然が重なり、私が通っていた学校に来ることになったのです。

ちなみにオリヴァーとの会話では敬語は使いませんので、そのまま書かせていただきますがご了承ください。こちらでは敬語を使うと「やめてよ」と言われることが多々あります。
巨匠メッツェーナ先生とはもちろん敬語ですが。。。


エステンセ音楽院で、私はこの人に「表現」とは何かを学びました。

彼はものすごい音楽性の持ち主です。彼の演奏に何度涙を流したことか。

私がつまらない演奏をしたときは

「だめだ。今のは好きじゃない。」と、いつもはっきり言われてました。

意味のない心のない音は、彼は大嫌いなのです。

要求があまりにも難しいことがあり、特にモーツアルトはもう半泣き状態(笑)

「わからない。。。。できない。。。」と泣き言を言うと

「なおみが選んだ曲だろう!」と。厳しかった。。。

確かにその通りなんですけど。

まさに七転び八起きで彼のレッスンに通いました。

3年(!)ほど経った頃、「ブラーヴァ!!!」(いわゆるブラボー!です)を言ってくれるようになり、ディプロマの試験のひとつでもあったコンサート形式のラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を演奏したときは「ブラヴィッシマ!!!!」(ブラボーの最上級)と言ってくれました。

あのときは本当に嬉しかったなーーー。


今、彼は韓国やらドイツやらあちこち駆け回って演奏活動にレッスンに大活躍しています。

異常な忙しさです。

現役でバリバリ活動してる彼とのコンタクトは、私にとって非常に大きな励みで、刺激になります。

最近送ったメールの返事がなかなか来ないので心配になってボローニャの奥さんのところへ電話したら、やはり忙しすぎた上に色んなことがあった大変な時期だったみたいです。

でもそんな中でもメールをくれます。

レッスンにはしばらく行ってませんが、「演奏家」として学ぶ事があるし、たくさんの助言をしてくれます。私にとって本当に大切な先生です。

壁にぶち当たったときに「こんなときどうすればいいのか」聞くと、いつも適切にアドバイスしてくれます。

本当にありがたいです。

そして私が前進してることをとても喜んでくれています。


彼が初めて私に「ブラーヴァ!」と言ってくれたこと。
初めて私に「ブラヴィッシマ!!!」と言ってくれたこと。 忘れません。



そしてある日のメールで。

「なおみは僕の誇りだよ。」と書いてきてくれました。

涙が出るほど嬉しかった。



素晴らしい先生に出会えたことをとても幸せに思います。

最近この「音楽を表現」すること、「自分を表現」するのが、ある失敗から「果たして今できてるのか」不安になっています。

早くまた人前で演奏したい。そのとき私の演奏に涙を流してくれる人がいるだろうか。

自分と葛藤している毎日です。


次はペスカーラ音楽院で今も学んでいるメッツェーナ先生について書きたいと思います。


急に寒くなって風邪をひいてしまいました。
みなさんも気をつけてくださいね。


ちゃおーーー。







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